アンゲルゼ 孵らぬ者たちの箱庭
- 2008/04/03(木) 10:00
- 本
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アンゲルゼ―孵らぬ者たちの箱庭 (コバルト文庫 す 5-64)
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須賀 しのぶ
集英社
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やっと読みましたー。面白い。
須賀さんのアップダウンの付け方は本当に凄い。はらはらします。
有川さんの作品だと根底のところは揺らいだりしないので安心して読める作品が多いんですが、須賀さんはそのへんも容赦ないです…。そこが好きなんだけど。あ、これは比べてるわけじゃなくてジャンルの違いです。両人、同じくミリタリー好きのラノベ作家なのにこうも違うかと(笑)
以下、一応ネタバレ感想。
最初は須賀さんのあとがき同様女神伝のカリエとの性格の違いにうがー!てなりました(笑)は、はやく行動してっ!って感じで。いやあ、やきもき加減がすごかった。
あいかわらず、女性特有の鬱々コミュニティを描くのうまいです。あと学生特有の視野の狭い価値観なんかも。あるあるーっていうか。懐かしいと思いつつ二度とあんな面倒な作業はやりたくないなと。
私は感情移入するタイプというか楽しい話を読んでほくほくしたいタイプなのでドロドロとか鬱なのとか苦手なんですが、須賀さんのはどっかですかっと打開されるから読んでいられます。
いやほんとにアップダウンが楽しかったです。こんな感じ↓
- 陽菜ちゃん平凡期はいつ豹変するのかわくわくしつつ読む。
- 恋愛モード期は須賀さんのことだから幸せに苦労がない場合絶対あとで落ちると分かっていつつ読んでるんだけど楽しい。
- その後どん底に突き落とされてやっぱりなー!と思いつつ、どうやって這い上がるのかしらーと応援しはじめる。
- ちょっとよじ登ったところで上から石が。湊の嘘つきー!これは予想してなかった。メガネ少佐しか警戒してなかったぜ。なんせメガネは一瞬デレそうだったから(笑)
- その後もーちゃんとの関係改善で浮上。このツンデレめっ。陽菜ちゃんしっかり者に。次作でのはっちゃけっぷりが気になって仕方ない。
いろいろと身につまされる話があって、あーそうだよなーと思いました。臆病じゃなくて自信過剰。これってコバルト読者層の青春まっただ中な方が読むと、結構来るような気が。少なくとも私なら結構ショック受けるだろうなと思いました(笑)


